ピザ窯を作りました
(時々三時のおやつでピザを食べさせてあげようとチャレンジしました)
一見焼却炉。実は、ピザ窯です。
2017.05.21(第一回試し焼き)。
2017.05.23(第二回試し焼き)・・・三時のおやつに作りました。好評!
2017.7.3(完成)
2017.12.23再建 (台風18号で倒れました。起こしても強風で倒れますから、倒れたまま
12月を迎えてしまいました。
皆さんの知恵を拝借して足場を補強。12/24の強風にも耐えました!ホッ)
201801完全復活 台風でも転倒しなくなりました(アングルを倍の80cmにしてフェンスの
ポールを支えるコンクリート四角柱を埋め、これにアングルを固定、
台風の雨風でもびくともしなくなりました)。
床が加熱され高温になっても、天井の温度が低いと、ピザの表面が焼けないうちに
取り出すことになります。 天井が高温になると全体が同時に焼けるので良くなります。
床の周囲に、すき間を作り、天井に炎が当たるように工夫している方がいます。
これは、天井の温度を上げるためだったのですね。
床下30cmで薪を燃やすために、鉄筋で棚を作ってありますが大きな隙間が有り、
大きな炭火も落下して十分加熱できません。そこで、炭火が棚に留まるように、
棚の隙間を潰すように鉄筋を並べました。炭火が棚に留まるようになりました。
そうすると、温度上昇が、1.5時間の燃焼で480゜Cから550度にアップしました。
最初低温ですから「すすけて」います(最下端右)。焼き頃になると、「すす」も焼けて
左下端の状態になります。
550゜Cは高温すぎて、熱が中まで通る前に表面がこげます。ので、今後ススが
燃焼する時間をチェックして、その時間がだいたい400゜Cを越えた当たりですから
焼き時です。この温度だと中まで熱が通ります。
*耐熱セメントは、一度使用温度まで炎を直接当てないようにゆっくりと加熱すれば、
二回目からは炎がセメントに直接当たっても「ひび割れる」ことはないとのメーカー
の話でした。
[ 窯 改 良 点 ] 1.下の写真、一番手前に見えている横向きの ステンレス棒19mmに炎が集中します。鉄筋 19mmではまっ赤に焼けて曲がりますがステン なら曲がりません。 2.床にかかる重さが中央部の一番曲がりやすい 場所にかからないようにするために床を少し 小さめの一枚の板に仕上げ、全体で支える。 そして、床の周囲から炎が釜の中に入り天井 にあたるようにする。 3.天井からの熱効率をよくするたに天井を下げる。 4.足を長く作りかえて長方体のセメントに埋め セメント部分を地中に埋めて転倒しないように しました。 |
![]() 煙突は3m有ります。 風がないときは、最初だけ 煙が出ます。後は、煙突が 熱せられて、煙が出なくな ります。 |
![]() 3本の鉄筋の足を80cmに作り直して、 その足を長さ40cmの長方体の セメントの中に埋めて長方体部分を 地中に埋めました。 2度ほど台風並みの強風に遭遇。 びくともしません。これで一安心です。 地表にセメントを張って草が生えない ようにもしました。完璧でしょ (^^)V |
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![]() 天井をセットしたところ。床をセットすれば完成。 下の写真が完成したところです。壁は4個の耐熱 レンガを使いました。天井に乗せてある煉瓦は 天井の隙間をふさいで炎が前方に回り込んで くるようにしました。 |
鉄筋入れて・・・失敗! 耐熱セメント(アサヒキャスター13T) を流して、床と天井を作ります。 鉄筋を入れました。加熱乾燥すると 膨張率の違いにより鉄筋に沿って 割れました。 最初の加熱処理で、 耐熱セメントに直接炎が当たる 配置で加熱しました。 これも割れるそうです。 ![]() |
鉄筋除いて・・・成功! 再チャレンジしました。鉄筋を除いて 厚さ35mmに仕上げました。 そして、炎が直接当たらないよ うに配置して 1日4時間、2日間 に渡って徐々に加熱しました。 450度程度まで持って行けました。 割れませんでした。 次回からは、炎が当たっても 割れないはず! ![]() |
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![]() セットして完成!!! 加熱処理を終えた天井と床をセットして 完成です。次回からどんどん加熱して 美味しいピッザ作りにチャレンジできます。 割れませんように m(_ _)m |
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![]() 温度が低いと、すすけていますが、 400度台当たりになるとススも燃え て左最下端、完成写真のように きれいになります。 |